HP Z420のCPUクーラーを換装する
はじめに
HPのZ420というワークステーションを改造して家で使用しています。 CPUはIvy bridgeのXeon E5-1620 v2 というCPUで、大体第三世代core i7と同じくらいの性能です。core i7 3770とかだと思っておけば良いでしょう。 業務用に使われていたワークステーションが中古市場に流れてくるので安価に入手することが出来ます。 メモリも信頼性が高いものを使用しておりかなりコスパは良いです。
CPUクーラー交換
交換理由
HPのZ420は空冷のものと簡易水冷のものがありますが、私の持っているものは簡易水冷です。 その簡易水冷が異音を発するようになって来たため空冷のものに換装することにしました。
続きを読む五月祭 工学博覧会
五月祭の工学部の企画で情報理論に関するちょっとした学生講演をした。
直前まで何もしなかったため、4日前に内容を決めて(既にタイトルは決まっていた)、2日前にスライドを作って発表してフィードバックを貰い、当日修正してどうにか間に合わせた。もっとギリギリにならないように出来たら良いが、なかなか難しいものである。
内容はアナログとデジタルの違いをフックに符号を導入して、誤り訂正符号やら通信路符号化定理を紹介して最先端の符号の話をした。発表自体は結構しっかり聞いてくれていた中高生の集団やら、質問してくれた男性も居て楽しかった。
発表スライドを作るのに手間取って萎えた経験が結構あるので、スライドを効率よく作れるようになりたいというのが最近の願いだが、今回のスライド作成はそこそこスムーズにできた。やはり、内容を決めた日にとりあえず無理矢理即興で仮発表をしたことが良かった。とりあえず喋ると喋ってる間に話したい話が纏まることを実感したので、今後も活用していきたい
brainf*ckインタプリタ
はじめに
brainf*ckインタプリタは一瞬で作ることが出来るので、気晴らしに最適であると知られています[tomabou, 2019]
せっかく作ったのでブログに書いておきます
https://github.com/tomabou/brainf-ck/tree/master
HelloWorldしてFizzBuzz出来たのでちょっと満足しました。
ちょっとした感想
brainf*ckインタプリタでただ一つちょっと注意しないとイケナイところは、括弧の対応を取るところです。 括弧の対応を取るのは正規言語ではダメで、文脈自由文法が必要なので、スタックをどこかに用意する必要があります。
しかしC言語の場合、関数呼び出しをすると勝手にスタックを用意してくれるため、何も頭を使うところはありません。 FPGA上で実装したりbrainf*ck自身でbrainf*ck処理系を作ったりするときは、関数呼び出しという高級な機能がないのでスタックの実装についてちょっと考える必要があるかもしれませんね。